「まじめな人だと思っていたのに不倫していた……」「一流企業に勤めていると話していたのに実はフリーターだった……」というような経験はありませんか?
人当たりがよくて爽やかな感じの男性が相手だと、ついつい第一印象のよさだけを頼りにしてしまってすぐに信じてしまいがち。そんな気持ちは分からなくはありません。でも、ちょっと待ってくださいね。恋愛関係になる前に、本当に信じていい人かどうかを日々の言動から見抜いてしまいましょう。
話し方の癖で、嘘つきかどうかある程度は見抜けます。例えば、ある場所の話をしたとき。彼が「そこなら、1、2回は行ったことあるよ」なんて話し方をする人なら、嘘つきの可能性が高いです。
だって、よくよく考えてみてください。その場所に訪れたのが「1回しかない」のか「2回以上あるのか」なんて、ほとんどの場合は記憶していますよね。とくに、ディズニーランドや高級レストランなど、1人ではなく誰かとイベント的に訪れる場所であればなおのことです。
そういう場所に「1、2回行ったことがあるよ」なんて話し方をすること自体がとてもいい加減ですし、嘘かもしれません。あるいは、本人があまり気にしないで話してしまったのかもしれませんが、何に対しても、つまりは女性に対してもいい加減なタイプなのです。
これが「1、2回」ではなく「3、4回」とか「10回くらい」となれば、信ぴょう性がありますけどね。「1、2回」を連発する男性は要注意です。
また、「みんな」というワードを使い過ぎる男性にも要注意です。とくに、自分の思いや価値観を話した後に、「みんな、そう言うと思うよ」とか「みんな、そう言ってたよ」なんて言い方をして、自分の話を信ぴょう性があるように思わせたがる男性には気を付けてください。みんなって誰? 実は、彼が思う「みんな」は、彼の理想や想像でしかない場合が多いのです。
さて、あなたの好きな男性は大丈夫でしょうか? ちょっとした言葉遣いに、その人の性質が表れるものです。噓つきな人に騙されませんように。どうぞ気を付けてくださいね。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCとしても活躍中。