最終回が9月17日に放送され、世帯平均視聴率は前話の14.9%から4.7ポイントジャンプアップの19.6%。全話平均は14.26%という結果になった 堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)。
視聴者からは「時間が経つのを忘れるほどくぎ付けになった」「最終回は圧巻でした!」「めちゃめちゃ面白かったです!」「前のめりになって見ていました」「全体通してめちゃくちゃ面白くて今もう1回最初から見返してる」などの声があがり、大満足だった様子だ。
中でも話題になったのは、テロ集団「テント」のボスで主人公・乃木憂助(堺)の実父であるノゴーン・ベキ (役所広司)とその部下2人が、乃木によって撃たれるシーン。その現場は火事になり、すべて灰になってしまったのだが、視聴者の考察では「実は3人は死んでいない。そのための火事でしょ」との声が。また、ベキが、警視庁公安部勤務時代の若き日の自身(林遣都)をバルカ国に派遣し妻子ともども見捨てた元公安部外事課課長で現内閣官房副長官の上原史郎(橋爪功)を復讐することが阻止された裏には、「生かしておいたら今後も脅して使える立場の人だから殺さないのかも」との意思があったとのではとの意見も。ラストも、憂助と柚木薫(二階堂ふみ)が再会する場面には、別班の連絡手段である赤い饅頭が置かれている…という“含み”のある演出で幕を閉じた。これには「絶対続編あるよね」「シーズン2は2年後だよ」など、早くも続編の話題となっている。
「『NEWSポストセブン』の取材によると、TBSは続編について『制作過程については従来、お答えしていません』と回答していますが、主演クラスの役者には、すでにスケジュールの打診があり、調整している段階のようです」(テレビ誌ライター)
壮大なドラマは、まだまだ続いていきそうだ。