9月29日に最終回を迎えるNHK朝ドラ「らんまん」に、今になって驚きの声が殺到しているという。
きっかけは9月22日放送の「あさイチ」(NHK)に届いた視聴者からの声だった。この日は「らんまん」で主役の槙野万太郎を好演している神木隆之介が生出演。「あさイチ」番組アシスタントを務めている鈴木奈穂子アナは、視聴者から届いた多くのお便りの中から、あいみょんが歌う「らんまん」のオープニング曲が流れている時に映るタイトルバックの映像が好きだという声を紹介。さらに、「万太郎(神木)が宙に浮かび、草原を元気いっぱいに飛ぶ様子は、どのように撮影したのですか?」という質問を神木に投げかけたのだ。
すると神木は「あの草原の横になってこうなってる(と手をあげて泳ぐようなジェスチャーをしながら)やつは、ボクのことを持ち上げてくださっている男性お二方が、こうやってボクを持ち上げて運ばれて行きました。(あの映像は)高知で撮ってきました」と笑顔で説明。
すると食い気味にMCの博多大吉が「えっ!? 台か何かの上に乗ってこうやってるんじゃないんすか!」と驚きの声をあげながら、タイトルバックで神木が手足を動かしている様子を再現。続いて鈴木アナも「あれは吊られてるんじゃないんですか?」と目を見開いて神木に質問すると「吊られてるのは、そのあとのヒューッと飛んでいくところで。そこはスタジオで(撮りました)。(ボクが)横になって(飛んで)いる(映像)のは、ほぼ人力って言うか“神木みこし”って言うか」と自身がみこしのように担がれて飛んでいるように見せているという、驚きの撮影方法を説明したのだ。
「大吉や鈴木アナも驚いていましたが、視聴者も、神木が台の上に横になって乗り、そこで手足をバタバタさせている様子を高知の風景とCG合成していると思っていた人が多いようで『あの映像ってそんな原始的な方法で撮ってたんだ!』『神木くんが華奢な体格だから男性2人だけで担げたんだよね?』『絶対CG合成かワイヤーアクションだと思ってたのに“神木みこし”だったとは!』といった声があがっています」(女性誌記者)
最終回まで残りわずか。ここに来てオープニングのタイトルバック映像が、改めて視聴者の目に新鮮に映りそうだ。