なぜ彼女の名前がないのか!? そう驚くファンもいたようだ。
9月24日深夜放送の「日向坂で会いましょう」(テレビ東京系)では、11月8日に発売される日向坂46の2ndアルバムについて、表題曲(タイトル未定)のフォーメーションを発表。その並び順が一部で波紋を呼んだという。
表題曲に昨年9月加入の四期生は参加せず、1~3期生でフォーメーションを構成。フロントには5人が位置し、その並び順は左から佐々木美玲、小坂菜緒、佐々木久美、上村ひなの、金村美玖となっている。
センター経験者の齊藤京子と加藤史帆がいずれも2列目という贅沢なフォーメーションは、日向坂46のメンバー層が厚いことの証左だろう。だがこの並び順に関して一部から驚きの声があがっていたというのだ。
「フォーメーションが順番に発表されるなか、丹生明里の名前がないことに驚くファンが少なくなかったのです。その丹生は9thシングル『One choice』で初センターを務めた人気者。通常ならフロントに入るか、せめて2列目に位置するはずの彼女がいないことに『卒業へのフラグか!』と色めきだった人たちもいました」(アイドル誌ライター)
日向坂46ではサッカーで人気を博した影山優佳が7月に卒業。9月14日には潮紗理奈の卒業も発表されている。四期生の加入で人数が大幅に増えたこともあり、二期生からも卒業者が出るのではとの噂もファンの間では広がっていたものだ。
だが一方では丹生の不在に驚く人たちを、冷ややかな目で見るファンもいるという。というのも彼女の現状を鑑みれば、今回の2ndアルバム表題曲に参加していないのも無理はないというのである。
丹生に関しては8月25日、グループの公式サイトにて休養を発表。5月に発症したぎっくり腰から腰の痛みが続いており、一定期間の安静が必要と医師に診断されていた。そのため8月末から開催されている全国ツアーの「Happy Train Tour 2023」も休養しているのである。
「実は丹生、昨年の5月にもぎっくり腰を患っており、出演予定だったファッションイベント『GirlsAward 2022 SPRING/SUMMER』を欠席していました。中高年の症状と思われがちなぎっくり腰ですが、20代など若い女性での発症率も低くありません。運動不足が原因と言われがちですが、運動のし過ぎで腰に負担が溜まることが原因になるケースも。学生時代には剣道に打ち込み、三段を持つ丹生ゆえ、普段のパフォーマンスでも張り切り過ぎていたのかもしれません」(前出・アイドル誌ライター)
ともあれ表題曲に丹生の名前がないことを、卒業に結び付けるのは早計というもの。丹生には早期の回復を祈りたいものだ。