過ごしやすい気候に移り変わっても、子どもを追いかけたり急いで移動したりして汗ばむタイミングはありますよね。とくに、重ね着していると汗が蒸発しにくく、蒸れたり冷えたりして不調につながることも。そんな秋冬だからこそ不快感や不調を防ぐために、次のような「汗」対策を取り入れましょう。
■綿の下着を選んで通気性をアップする
汗を吸って乾きやすい綿素材の下着は、べたつきや蒸れ対策にぴったりです。少なくない発汗量が予想される日には、脇部分に汗を吸収するパッドが内蔵されているものを選ぶのがオススメ。汗をしっかり吸収し、アウターに響きにくくしてくれます。抗菌防臭機能のあるものを選べば、汗のニオイ対策にもなりますよ。
■制汗剤やデオドラント製品でケアする
職場など、自分の意思だけで温度調節をすることが難しい場所で過ごす日や、バスや電車など温かい温度設定になっている場所で汗をかきやすい場合は、夏と同様に制汗剤やデオドラント製品を活用することをオススメします。汗をかいてもサラサラの状態をキープしたいときや、ニオイが気になりやすい方にもうってつけです。
■衣類のケアを徹底する
夏に比べて汗を感じにくいけれど、知らず知らずのうちにじんわり汗をかいているというケースも多いもの。「あまり汚れていないから洗濯しなくていいかな……」などと衣類のケアを疎かにすると、ニオイに悩まされる可能性があります。衣類はいつでも清潔に保ち、不快感を防ぎましょう。
衣服が湿っていると冷えを感じやすいですから、これらの対策を行っていてもかなりの汗をかいてしまった場合には、早めに着替えることが大切です。寒気や不調につながらないよう、涼しい時期でも汗対策を徹底して快適に過ごしてくださいね。
(Nao Kiyota)