ストレスが溜まっていると、「ついつい衝動買いをしてしまう」という人はいませんか? 今はネットで何でも買えてしまう時代。だからこそ、お金を無駄に使わないスキルを身につけていないと、どんどん浪費してしまいますよ。
■衝動買いが起こるのは決断疲れのせい?
衝動買いをしてしまったときを思い出してみてください。多くの場合、深夜にスマホを見ていたとき、スーパーに買い物に行ったときなどではないでしょうか。
これは“決断疲れ”が原因なことも多いんです。一説によると、人は1日に数千回から数万回の決断をしているといわれています。何を食べるか、どんな服を着るかなどのように意識的に行っていることもあれば、靴はどちらから履くか、傘をどちらの手に持つかなどのように無意識で行なっている決断もあります。
こんなことを繰り返していると決断のし過ぎで脳が疲れてしまい、必要ないものまで買ってしまうということが起こるのです。
■決断疲れでの衝動買いを回避する方法とは?
では、決断疲れで衝動買いをしてしまうのを回避するにはどうすればいいのでしょうか? まずひとつは、夜に大切な決断をしないことです。夜は決断疲れが起こっていることが多いため、本来は買わなくていいものも魅力的に見えて買ってしまいやすくなります。夜のネットサーフィンやネットショッピングは危険だと覚えておきましょう。
もうひとつ。人は血糖値が下がっているときに脳のパフォーマンスが悪くなるため、衝動買いをしてしまいやすくなります。ですから、スーパーなどに行く前には糖分を補給するのがオススメです。
■衝動買いをしそうになったら決断疲れを疑え!
衝動買いをしそうになったら、まずは一旦立ち止まって決断疲れではないかをチェックしてみてください。もしそうかもしれないと思ったら、一旦寝てみるのもありです。朝になってもう一度確認したら、「いらないものだった」と気付くかもしれませんよ。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。