来年1月7日スタートのNHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原道長(柄本佑)の学友だったが出世レースが進むにつれライバルとなる、藤原公仕を演じる町田啓太。関白の父と天皇につながる家系の母の間に生まれたサラブレッドと言える公仕を演じる町田だが、11月24日に放送された同局の「ファミリーヒストリー」で詳らかにされたリアルな家系も、公仕を想起させる立派な血筋だったことが判明し、驚きの声があがっている。
町田は番組の冒頭で、父方のルーツは群馬で、先祖は「平家だと聞かされているが本当かどうか知りたい」と語っていたが、結果は木曽義仲の家臣・楯親忠の一族が苗字を「町田」に変更していたことが判明。つまり町田の父方の先祖は「源氏」だったことがわかったのだ。
さらに母方のルーツをたどると、町田の5代前は東江神社宮司で地域文化のリーダーだったことが判明。その子どもで町田の高祖父にあたる久米治は当時、取得することがとても難しかった中学校の教員免許を取り、徳島県尋常師範学校で教壇に立っていたそうだが、同時期に愛媛県では夏目漱石(本名・金之助)が教壇に立っていたこともわかった。さらにその後、久米治は大正天皇に対し御前授業したことも。曾祖父の珍彦(うつひこ)は、現在のエクソンモービルに就職するも関東大震災に遭い、昭和7年退職。出身地の栃木県那須烏山市に戻り、役場に再就職していたことがわかった。
「ネット上では、町田も公仕に負けず劣らずのサラブレッドだ、なるほど気品があるわけだなどと納得する声があがっているようです。中には、町田があまり認知されていなかった2014年放送の朝ドラ『花子とアン』では主人公・花子(吉高由里子)の義弟役、15年に『ドラマ10』枠で放送された『美女と男子』では主人公・一子(仲間由紀恵)の相手役に抜擢されたことがあるため、『町田の家族で1本番組ができてる! 町田のNHKに対する貢献がエグい』『町田くんは本当にNHKから寵愛されてるな』『NHKに愛されてる町田。しっかりした血筋もNHKが好む理由だろうな』といった声があるようです」(女性誌記者)
和歌や漢詩の第一人者であり多芸多才な藤原公仕を町田はどう演じてくれるか。