シンガーソングライター・ASKAが12月4日に自身のXを更新し、“月にまつわるウソ”について触れ、様々な反響を集めている。
これまでSNSでは、宇宙人やミステリーサークル、巨人実在説など、多岐にわたる“眉唾系”な話題に言及してきたASKAだが、この日は、「最近『月は人工物である』説を語る人が増えてきた。僕もそう思ってる」と書き出し、「あんなに地球を観測するのに都合の良い物はない。月には生命体が基地を造ってるよ」と持論を述べた。
これに「大昔は月はなかった。そう考えられてますよね」とのリプライが付くと、「そう、ある古文書に月は描かれてなかった。突然、現れた。地球と月が分離したはウソ」とASKA。
また、「大丈夫でしょうか」と心配するユーザーからの声には、「あ、人工説は割と本気。調べてみな。月も作られてる」と返すと、その後の投稿でも「こうやってコメントを読んでると、もう多くの人が『ダーウィンの進化論』を信じてないね。話がしやすい。人間は作られた。以前から語ってきたように身体の作りができすぎてる。こんなの進化でできるわけないじゃん。人間の創造主は祖先が『神』と呼んだ生命体です。と、言い切ってみる」とし、SNSをザワつかせている。
「おそらくはそうしたオカルト分野に関心があるASKAのタイムラインには、“月が人工物”だと示す投稿が関連として多く表示されるのでしょう。ただ、もう数十年前から『月は人工の物体』説を唱えている一部の学者がいるのは事実です。月の自転周期が地球の周囲を公転する周期と一致しているため、常に月が地球に同一面しか見せないという点も、“裏側に何者かの基地があるのでは?”とのロマンを掻き立てています。また、太陽は月に比べ、約400倍も大きい天体であるにもかかわらず、地球から空を眺めた際、その2つはほぼ同じ大きさに見えます。これは、そのサイズの差と同じく、太陽が月に比べて約400倍も地球から離れた場所に位置していることが理由で、“偶然にしては奇妙”とするオカルトファンの見方があります」(テレビ誌ライター)
そうした情報が“オカルト好き”のASKAを刺激したのだろうが、ネットでは「本当に心配になってきた」「とうとう来るところまできちゃいましたね」と半ば呆れ気味の反応も目立つ。
ただ、「やりすぎ都市伝説」(テレビ東京系)でブレイクした「Mr.都市伝説」の 関暁夫のケースもあることから、ASKAもまた、“オカルトキャラ”という新たな境地での再ブレイクもあるかも!?
(木村慎吾)