本人としても残念でならなかったことだろう。
2月18日に開催された大型イベント「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」の興奮さめやらぬなか、6日後の24日深夜にはイベント後で初となる「オードリーのオールナイトニッポン」が放送。若林と春日の二人が大いに東京ドームの感想を語りあっていた。
この日はたまたま最終土曜日だったこともあり、オードリーの次には「日向坂46・松田好花のオールナイトニッポン0(ZERO)」が放送。松田といえばリトルトゥース(オードリーの番組リスナー)を自認し、オードリーの盟友である放送作家・佐藤満春の一番弟子としても知られている人気アイドルだ。
もちろん東京ドーム公演にも足を運んでおり、イベント後には自身のインスタグラムに「さいっこうにトゥースでした これからもずっと大好きです!!」と綴っていた松田。それゆえこの日は自身の放送前にオードリーのオールナイトニッポンをしっかりと楽しんでいたのかと思いきや、なんと聴いていなかったというのである。これは一体どうしたことか?
「松田はこの日、日本にいなかったのです。彼女は同僚の佐々木久美・佐々木美玲と共に『世界卓球』の応援サポーターを務めており、試合会場の韓国・釜山に滞在。そのため普段は生放送でお送りしている自身のラジオも、録音で対応していました」(芸能ライター)
たしかに釜山にいながらにして、オールナイトニッポンのパーソナリティを務めるのは不可能。国際回線を使ったとして、接続が不安定になったらまさに放送事故となるため、録音で対応するのも当然だろう。
とはいえ卓球の試合は真夜中には行われないほか、日本と韓国には時差がないことから、土曜の深夜1時にスタートする「オードリーのオールナイトニッポン」を聴くことはできたのではないだろうか。
「放送で松田自身も触れていましたが、ネット経由でラジオを楽しめるradikoは日本国内限定のサービス。公式サイトにも『海外からの聴取はできません』と明記されており、松田は敬愛するオードリーの番組を生で聴くことができなかったのです。事前に分かっていたとはいえ、さほど遠くない釜山で日本のラジオが聴けないのはもどかしかったことでしょう」(前出・芸能ライター)
釜山と東京は980kmしか離れていないが、国が違うとテレビやラジオの放送を見聞きすることはできない決まりだ。ただ日本との距離が近いことから、釜山ではAMラジオがあれば山口放送を受信できるとの情報もある。
同局ではオールナイトニッポンを放送しているため、実は松田もオードリーのトークを聴けた可能性はあるようだ。とはいえそれはルール違反であり、ラジオの仕事をしている松田は試してみること自体、避けるべきなのは明らか。帰国後にしっかりとradikoのタイムフリー機能で楽しんだことだろう。