11月26日に放送された「ローカル路線バス乗り継ぎの旅特別編」(テレビ東京)のラストで、太川陽介と蛭子能収が2017年正月の第25回を最後に同番組から卒業することが発表された。
理由を太川は「沖縄しか残っていない。ルートがないんです」とバス旅をやり尽くしたことを挙げた。
「実は2人の卒業は以前から噂されていました。以前のバス旅で訪れたことがある場所やお店に再び行き、その先にバス路線があることがわかってしまうケースが増えていたんです。これではバス旅の緊張感がなくなってしまう。2016年2月に公開された映画では日本を離れて台湾を旅しましたが、日本ではルートがないのだなと感じました。ダラダラと続けるぐらいなら、スッパリと卒業しようということなのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
同番組はバスが走っていない区間は徒歩が基本で、暑い中、県境の山道を数キロも歩くことが当たり前にあり、69歳の蛭子能収の体が心配であることも卒業の理由のひとつのようだ。となると、気になるのは後任者。2人の卒業が発表されると、ネットでは早くも後任予想が繰り広げられている。
「2人が卒業するのと同時に番組時代も終了するのではないかという声もありますが、バス旅はコンスタントに視聴率を稼いでくれるドル箱番組。新たなメンバーで続けていくはずです。11月26日の放送は特別版ということで、田中要次と羽田圭介が旅をしましたが、これは視聴者の反応を見るためでしょう。ただ、このまま田中と羽田が後任に収まるかどうかは微妙なところですね」(前出・テレビ誌ライター)
候補として俳優の六角精児、テレ東の土曜スペシャル常連の照英、やはり常連の大鶴義丹らの名前が挙がっているが、果たしてどうなることか。