会社や学校、さまざまな場所やシーンで新しい出会いが生まれる季節ですね。人生は一期一会。素敵な人と出会ったら、ひとまずいい印象を持ってもらい、やがては親密になりたいものです。ではどうすればいいの? 今回はそのノウハウをお伝えします。
■相手のスマホをチェック。機種やSNSなどの話で盛り上がる
誰もが持っているスマホ。会っている間に必ず一度は手にしているのでは? 相手が手にしていじったら、機種やスマホケースをチェック。「あ、それ、私欲しいんですよね」などと話しかけてみましょう。しばらくいじっているなら「インスタですか?」と、インスタ交換のほうに話を持っていけばOKです。
■会っている時間は失敗もOK。でも、最初と最後は笑顔で
一緒のご飯。例えば、ワイングラスを倒してしまうなど、ちょっとした失敗は誰にだってあり得ますよね。そんなときはあせらず、真摯に対応すれば大丈夫。それより大事なのは、会っている時間の最初と最後が笑顔であること。なぜなら、会っている時間の中で人の印象に残るのは最初と最後なんです。これを「ピークエンドの法則」といいます。
■口下手でもよし。相手が好きな食べ物をまずはリサーチ
会話上手じゃなくても、意外と親密になれるのが食べ物の話です。「何が好きなんですか?」と尋ねて、「お寿司かな」などと相手が返してくれたら、しばらくその話を掘り下げればOK。あなたの好みはさておき、相手の好みをじゃんじゃん聞きましょう。好きなネタ、食べる順番、合わせるお酒、好きなお店……。聞きながら、食事の約束を取り付けてしまいましょう。
■出身地を質問。その土地の名所や子ども時代の話を聞く
どんな人とでも会話が成立しやすいのは出身県の話です。「出身地はどちらですか?」と尋ねて答えてくれたら、どこでどう生まれてどう育ったのか……そんな話をしてくれるはずです。あなたは質問しているだけでOK。初対面なのに、相手を深堀りできちゃいます。ただし、相手が答えたくなさそうなら、サラリと違う話題に変えてくださいね。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ(パンの資格)を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。