カレがキレやすい……それで嫌いになれれば楽なのですが、そうとはいかず好きなまま。「なんとかカレとこのままうまく付き合っていきたい」という女性も少なくないですね。
確かに、DVやハラスメントなどのひどいキレ方をする男性とはすぐに別れることをオススメしますが、少し怒りっぽいくらいのカレなら、その原因を探って改善してもらったりこちらの対応を変えていったりすれば、関係がよくなるケースもたくさんあります。
でも、いったいキレる人はなぜキレるのでしょうか?
■子どもの頃からワガママが通る環境で育ってきたため
両親に甘やかされて育ち、「なんでも俺の希望が通ってきた」というタイプは、ワガママが当たり前になってしまっています。だから、相手が誰であれ我を通してしまいますが、自分ではそれをワガママとは気付いていないケースも。マザコンタイプに多いです。
■子どもの頃からワガママが通らない環境で育ってきたため
両親が厳しくて、「何をやっても認めてもらえない」という子ども時代を過ごしたカレ。そんな場合も、大人になってからワガママになってしまうことがあります。自分を認めて欲しいのです。このタイプは、自分より弱そうな相手に対してのみワガママに、自分より強そうな相手にはワガママは言いません。
■大人の発達障害ADHDや認知症の可能性も
心理的に不安を持つ人には、自分の価値観が絶対と思いがちだったり、しようとしたことをしたい順番じゃないと気が済まなかったりするなど、融通のきかない人もいます。ただ、相手によっては話を聞ける社会性を持つ人もいて、信頼して尊敬する相手の話なら耳を傾けるケースもあります。
■キレやすいカレと穏やかな生活を送るには?
これらのように理由はさまざまなので、対応の方法も少しずつ異なります。とはいえ、基本的にはキレやすいカレには「優しくしてあげると優しくなってくれる」ということです。また、本人が自信を持って日々を過ごせるとキレることも少なくなります。なので、「あなたってこういうところがすごいわよね」と褒めてあげることも大事です。
また、長い目で見たときには、食事による改善もしていきたいですね。揚げ物や白い食材(白米・上白糖・小麦粉)はキレやすい性格を作ります。サバなどの青魚はキレにくい性格を作ります。日々の食生活も気を付けてあげたいところです。
人は誰も完璧ではないですからね。お互いに協力しあって、ハッピーな恋愛関係を築いていってくださいね。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ(パンの資格)を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。