仕事や家庭、恋愛のことなど、日々悩みは尽きませんよね。でも、「こうすれば悩みや不安がゼロになる!」という上手い方法はなかなかありませんから、うまく付き合ってく視点が重要です。悩みや不安に押しつぶされるのではなく、前向きに試行錯誤する方法を模索していきましょう。
■悩むこと・不安になることは誠実な証!?
相手を思いやったり、直面している物事をよりよくしようとしたりするときに生まれる悩みや不安は、真摯に向き合って考えているからこそ出てくるもの。まずは改善・解決しようとしている自分を認めましょう。悩むこと・不安になること自体を否定するとどんどん苦しくなってしまいますから、それだけ真剣に考えている自分を労わり、ホッと一息つく時間を設けるのがよいでしょう。
■まずは自分の心を整理する
何が問題だと思っているのか、どうしたいと考えているのか、根底の部分を“見える化”することで、解決策も具体的に出せるようになっていきます。「嫌だ、不安だ」という感情の奥に何があるのか、書き出してみたり信頼できる人に話を聞いてもらったりして整理してみましょう。
■かかわる人とコミュニケーションを取りながらよい方法を探す
不安の根源や問題が明確になったらよりよく改善していきたいものの、自分だけがそう思っても状況はなかなか変わらないのが難しいところ。自分がどう思っているのかと同様に、相手がどう思っているかも知ったうえで、今後の方向性を決めていきたいですよね。不安に思っている部分も含めて積極的なコミュニケーションで共有し合い、よりよい距離感やかかわり方を見定めていきましょう。
不安や悩みの原因は、自分で探って見定めるしかありません。まずは悩むこと自体素晴らしいこと!と受け止め、じっくり自分の気持ちと向き合って、コミュニケーションを通して改善への道標をみつけてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)