5月18日放送の「土スタ」に続き22日放送の「あさイチ」にも生出演したため、SNS上では「NHKの町田啓太祭り」と呼ばれて一部で盛り上がっているようだ。
町田といえば、放送中の大河ドラマ「光る君へ」では文武両道の才人・藤原公任を流麗に演じ、また「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」では難解な経済用語や複雑な社会問題を“漫画家・家長カズヒロ”として立て板に水のごとく解説している、いわばNHK御用達タレント。
2014年上半期放送の朝ドラ「花子とアン」で主人公のはな(吉高由里子)の夫となった英次(鈴木亮平)の弟・郁弥を演じて認知度を上げると、翌15年4月から放送された仲間由紀恵主演のNHKドラマ10「美女と男子」で、実は御曹司の青年がフリーターから芸能界で大成していく遼を好演して、ファンを拡大してきた。“NHKに育てられた”と言っても過言ではないだろう。
さて、生出演した「土スタ」では、「光る君へ」第7話で披露した打毬(だきゅう=馬に乗って杖を使い毬をゴールに投げ込む団体競技)シーンが実は「お馬さんを走らせて打毬をしたのは本番の1回だけ」だったそうで、「お馬さんが大河の大先輩ですから、キャリアがすごいんで、(自分は)乗っているだけで大丈夫でした」と撮影の裏側を説明。また「漫画家イエナガーー」では1回で3本分収録していることを明かし、膨大なセリフを頭に入れ、それをよどみなくしゃべっている事実に視聴者は驚かされたものだ。
「『土スタ』では大河ドラマのために伸ばしている長い髪を垂らしたまま出演して『艶っぽい』の声が上がり、『あさイチ』ではその長い髪を1つに結んだ姿で生出演して『さわやか』と喜ばれました。馬のことを『お馬さん』と品良く呼び、私生活では2018年公開の映画『終着の場所』で共演した玄理と2022年のクリスマスに結婚。町田は“リアル公任”と指摘されるほどの見目美しさ、品の良さ、身持ちのかたさが有名で、さらに真面目ですから、NHKから愛されるのも当然でしょう」(女性誌記者)
町田の芸能活動はNHKからの“推し”がある限り安泰だろう。