突発的に「白和えが食べたいっ!」と思い、業スーに買い物に行ったところ、白和えそのものはなかったけれど、ごまペーストを発見! 買って帰って白和えを作ることにしました。
「TAHINI ごまペースト」408円は、業スーのサイトによると「粒選りの白ごまを100%使用したごまペースト。濃厚な味と香り、まろやかな口当たりが特徴。ドレッシングやお菓子作り、和え物の調味料としてもお使いいただけます」と紹介されています。内容量は300g。そして驚いたのがmade in ギリシャ!
ギリシャ!? ギリシャって胡麻取れるの? 地中海の太陽を浴びた胡麻? まさかの原産国に衝撃です。そしてさらなる疑問が。ギリシャ料理って胡麻使うの?
ギリシャ料理って、「魚介や羊とかのお肉をオリーブオイルで~」みたいなイメージしかない。あと、フェタチーズだっけ? 雑な記憶を改めるべくギリシャ料理を検索したところ、中東の“ママの味”としてもお馴染みのディップ「フムス」や、ごまスープに胡麻入りパン、はちみつと胡麻を混ぜたスイーツ「パステリ」など、結構、胡麻を使った料理があることが発覚しました。そもそも日常でギリシャ料理を食べる機会がないから知らなかったけれど、「ギリシャ=なんでもオリーブ」と決めつけていたことに反省です。
実際にこのごまペーストで白和えを作ったところ、普通に和食として美味しく作れてテンションアップ。そもそも原材料は白胡麻のみなので、ギリシャっぽい何かが加えられているわけではありません。普通に白胡麻のペースト。豆腐に普通に馴染んでる!
白和えって、ちょっとずつ、しみじみ味わうような食べ物だと思っていたのですが、気が付いたら豆腐1丁分食べ切ってしまいました。突発的に食べたいと思ったものって、衝動のまま一気に食べ切れる。ごまペーストのカロリーは高いかもしれないけど、「豆腐と一緒なら低カロリー?」と信じたい。いや、言い訳ですが。
で、ごまペーストというか練り胡麻。家に1瓶? 1チューブなど常備しておくと、味変にとってもオススメです。例えば、唐辛子系の辛味が聞いたインスタントラーメンにトッピングすると担々麺風に味変するし、カレーにちょっと入れるとコクがさらにアップ。もちろん、バンバンジーにかけたり、マヨネーズと和えてマヨごまディップにしたりするのも美味しい。
ごまドレッシングとか、鍋のごまだれなんかにするのもオススメで、単純に茹でた野菜に混ぜてごま和えにしちゃうのも簡単。「300gって使い切れるの?」って思うかもしれないけれど、賞味期限は1年半先だったので、おそらく余裕で消費できると思われます。
ギリシャ生まれだけれど、白胡麻100%なので和食にも中華にも合うごまペースト。肉や魚などの炒め物をメイン料理にする場合、醤油味、味噌味、塩コショウ味などでいろいろな料理を回しているけれど、「なんかメニューが単調になってきたかもなぁ」なんてときにプラスすれば、料亭風、または本格中華風の味に変身です。
使うだけで料理のスキルが上がった?幅が広くなった?ような気になるごまペースト。「こんな味もいいよね~」みたいに楽しむのがオススメですよ!
(ロドリゴいしざわ)