お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春の妻でタレント・藤本美貴が長女にピアノではなくギターを習わせる理由を話したところ、“自分本位すぎる”として疑問視する声が上がる事態となった。
藤本とお笑いタレント・横澤夏子がMCを務めるママのためのトークバラエティ「夫が寝たあとに」(テレビ朝日系)が6月9日に放送され、「子どもの習い事」にまつわるトークを展開した。
子どもにどんな習い事をさせるかの判断基準や、「(習い事を)辞めたい」と言われた際の対処法などについて議論を交わす中、藤本は「私はピアノを弾けないし、楽譜も読めないし、教えられないから“ピアノなんてやらなくていい”って言った」と8歳の長女が望んだピアノの習い事を却下したと明かす。
続けて「ピアノって置いてる場所が限られてる。(稽古の成果を)見せようってなった時に、そこにピアノがなかったらできない。だから最近はギターの教室に行かせてます。ギターだったら、自分でどこに持って行っても弾けるしってことで」と、ピアノのデメリットを語り、代わりにギターを習わせていると説明。
また、学習塾については、通わせていた時期もあったというが、長く続いたことがなく、「無理やり“やれ”って言っても、結局やらないんじゃないかってところに夫婦でたどり着いて。行ってもただ時間が過ぎるだけ。“まずは学校のことをやろう”って感じになってる」と、庄司と話し合った末に導き出した教育方針を紹介していた。
「親が強制的に習い事をさせることは悪手だとする藤本の考え方は理解できます。一方で、ピアノを習いたがっている長女に対して『私が弾けないし、教えられないから』との理由でギターをやらせていることには、世間から疑問視する反応が上がっています。そもそも習い事は、たとえ親が教えられないことであっても、子どもには習得させてあげたいという親心から選ぶことも多く、“私ができないからやらなくていい”というのはあまりに自分本位だとする指摘があります。実際には、長女もギターを習うことで納得したのかもしれませんが、初めにやりたがっていたピアノを却下する理由に首を傾げる人が多かったようです。また、ピアノを披露する場についても、教室が実施する定期的な発表会で十分だとする声や、ピアノを習得することがあらゆる楽器を演奏するうえでの基礎的能力を養えるなど、そのメリットを解説する声も見られました」(テレビ誌ライター)
目下、ママタレとしての人気が急上昇中なのは、そのユニークな考え方によるところも大きい藤本だが、今回は違和感を覚える人のほうが多かったようだ。
(木村慎吾)