芸達者なのか、天賦の才か、人それぞれではあるものの、大物の音楽家であればそのどちらかが傑出しているものです。
ではこのうち、天賦の才を持つ人物といえば誰がいるのでしょうか。幼少のころから頭角を現していたという2人の大物エピソードをみていきましょう。
●小林幸子「一歳でこぶしをまわす」
小林幸子さんは、なんと1歳のときからその歌の才能を発揮していたという、天性の歌姫。紅白のラスボスをつとめるだけの才があったのです。小林さんのお父さんは、その1歳当時の小林さんのこぶしのまわしっぷりがあまりも貫禄があったため、湯船につけて入浴させている最中、誤って小林さんを落としてしまいそうになったとか。
●西村由紀江「3歳からピアノを弾きはじめる」
ピアニストの西村由紀江さんは、3歳からピアノをはじめ、その卓越した天賦の才を発揮していたといわれています。「天才少女」と呼ばれた西村さんは、ピアノ以外の勉強に興味を持てず、話すのも好きではなかったとか。それもすべてはピアノのために生まれた証だったのかもしれません。
音楽の才能というのは、幼少の頃から発揮するものなのかもしれませんね。