厳しい経済状況が続く中、節約に励み「少しでも貯金したい」と頑張っている人も多いと思います。そんなとき、貯めることばかりではなく、お金の使い方にも目を向けると貯金のハードルが下がって続けやすくなります。我慢や諦めだけでなんとかしようとせず、次のように上手にお金を使い、家計をよりよくしていくのがオススメですよ。
■自分のためにもお金を使う
貯蓄は“続けるもの”ですから、我慢のし過ぎはうまくいかなくなる大きな原因のひとつ。なので、たとえ専業主婦だとしても、家計から“お小遣い”を確保してみましょう。生活にメリハリがつき、家計管理のモチベーションも保ちやすくなりますよ。
基本的にお小遣いなしというシステムでは、生活費とお小遣いの境界が曖昧になり、どのくらい自分に使っているか分からなくなってしまいます。実は、これが落とし穴なんです。お金の流れをしっかり“見える化”するという意味でも、お小遣いは重要なのです。
■趣味や習い事をオンライン化してみる
子どもの習い事や親の趣味にかかる費用も家計を圧迫する要因のひとつですが、諦めたくない項目でもありますよね。節約できるところがあるとすれば、送迎の負担と交通費。オンライン教室を活用すると親の負担や経費を削減しやすく、また、やる気がなければ続けられないので習い事の整理にも役立ちますよ。
■負担軽減・節約につながる家電を導入する
電気圧力鍋で調理時間を短縮すると、ガス代を減らすこともできて一石二鳥です。このような負担軽減・経費削減に役立つ電化製品を上手に取り入れられるよう電化製品用の貯金をしておくと、定期的に家電を見直したり、メンテナンスをしたりするのもスムーズです。
家計管理は健康管理やダイエットと同様に、長期間うまく付き合い続けられるかどうかで結果が大きく変わります。ストレスなく続けられることが一番ですから、本当に必要なものには積極的にお金を使うという意識で、前向きな管理法を選びましょう。
(Nao Kiyota)