松下奈緒主演ドラマ「スカイキャッスル」(テレビ朝日系)が7月25日にスタートし、初回の世帯平均視聴率は8.5%を記録した。
舞台は、超高級住宅街“スカイキャッスル”。ここの街の豪邸の住人で、同じ大病院で働く夫の出世争い、子供のお受験戦争、セレブ妻たちのマウント合戦を描いている。
1話は、冴島哲人(橋本じゅん)が帝都病院の次期病院長候補となり、さらに成績が伸び悩んでいた息子の遥人(大西利空)が超難関の帝都医大付属高に合格。夫と息子の吉報に香織(戸田菜穂)は幸せの絶頂の中にいた。
遥斗の合格を知った浅見紗英(松下)は、中2の長女・瑠璃(新井美羽)の受験のため、香織から“合格の秘訣”を聞き出そうとすり寄る。そして、“秘密の教育セミナー”を紹介してもらい、そこで合格率100%の受験コーディネーター・九条彩香(小雪)との契約に成功する。
その数日後、エジプト旅行を楽しんでいたはずの香織が急きょ帰国。その夜、香織はスカイキャッスルの塔から飛び降り自殺し、哲人は病院を辞めてしまい、冴島家はスカイキャッスルから逃れるかのように、引っ越してしまうのだった…。
視聴者の感想としては「松下さんのちょっと嫌味な役、なかなか素敵かも。今後が楽しみです」「面白いくらいどろっどろだ! 楽しすぎる!」「久し振りにドロドロした感じのドラマ。面白いと思いました」など、上々だ。
今作は、韓国で放送された「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のリメイク版。このオリジナルドラマは初回の視聴率こそ1.7%だったが、回を追うごとに社会現象となり、最終話の視聴率は23.8%を記録した。日本版も、韓国版のように大化けするのか、注目したい。