Snow Man・目黒蓮主演ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系)の第10話が9月9日に放送され、世帯平均視聴率は前話の7.6%から0.5ポイントアップの8.1%。今作最高だった第2話と並んだ。
月岡夏(目黒)は、3年以上交際し結婚も視野に入れていた恋人・百瀬弥生(有村架純)と別れ、小学1年生の娘・南雲海(泉谷星奈)と2人で暮らしていくことを選択した。
しかし、それを実行するには、海の転校や苗字を月岡にするかなど、様々な問題が山積みだった。そのことを海に告げると、海は母親の水季(古川琴音)が亡くなっていろんなことが変わったのに、また、変えなきゃいけないの?と、「転校はイヤだ」と拒否する。
現在の学校は、水季の両親の家から遠く、車での送迎を余儀なくされている。夏の家からは、とても通える距離ではない。
一度は転職も考えた夏だったが、会社の先輩・藤井博斗(中島歩)から慣れない職場、慣れない子育てで「親がストレスでボロボロになったら子供に二次災害だよ?」と、アドバイスされる。
一方、海の祖父・翔平(利重剛)は、寂しさを隠せない。そして、自分たちの家に夏が越してきて、4人で住めばいいと提案するのだった。
この展開に視聴者は「ここにきて翔平怖い」「海と離れるのが寂しいなら、夏くんに責任取らせなくてもよかったやんか」「今までのように海は祖父母の家で暮らして、週末だけ夏が来るんじゃだめなの?」など、複雑なようだ。
「子供を産んだことを夏に告げなかった水季。その水季が亡くなって、夏に海の存在を伝えた水季の両親。海をずっと育てたかったのなら、なぜ、夏に連絡して“責任を取れ”的な態度だったんでしょうか? 南雲夫婦としては、娘を失ったのだから、夏も大切な人、すなわち弥生を失わせたいとでも思ったのか…と考えてしまいますね。水季も彼女の両親も怖すぎて、感情移入することが難しいと思っている視聴者は少なくありません」(テレビ誌ライター)
次回は、海との生活をスタートさせた夏だったが、水季の両親から海を離れさせたことに罪悪感を覚えるようになる。この先、南雲夫婦、夏、海は、どんな家族形態の選択をするのか、気になるところだ。