長期休みや休日は子どもが家にいることが多いため、おやつを要求されることもありますよね。そんなとき、「おやつを食べていてくれると静かになるから、ついついたくさん食べさせてしまう……」ということはありませんか? そんなおやつの食べ過ぎを防ぎ、子どもの健康を守るためにも実践したい“ちょっとした工夫”を紹介していきましょう。
■1度に食べるおやつの量を少なくする
園や学校に行く日はおやつの時間を守れるのに、休日になると見境なくおやつを食べたがることは珍しいことではありません。とはいえ、要求されるままに与えてしまうと、カロリーオーバーや食事をしっかり食べられないなどの結果になってしまいがち。1日に何度も食べる場合は1回の量を減らすなど、1日で食べるおやつの量を調整してあげましょう。
■1日のうちで自由に食べていいおやつを先に渡す
自分で考えて食べられる年頃であれば、1日分をまとめて渡し“好きなタイミングで食べてよい”というルールにするのもよいでしょう。一度で食べ切ってしまうと後で食べたくなっても食べられない……そんな状況の中でどんなタイミングでどのくらい食べようかと、子どもが自ら考えられるようになりますよ。
■ごはんの代わりになるメニューを組み合わせる
スナック菓子や甘いものばかりを食べさせると、栄養やカロリーのバランスを取りにくくなってしまいます。おにぎりやフルーツ、たんぱく質を摂ることができる食べ物などをおやつに加え、お菓子を食べ過ぎないようにすることも大切です。
おやつは子どもの心を満たすためにも重要なものですが、朝・昼・夕食をしっかり食べられる量に止めたいものです。「今日だけは……」とたくさん与えてしまうとそれが習慣になってしまいがちなので、ルールや量をしっかり決めて楽しませてあげることが肝心です。
(Nao Kiyota)