女優・大竹しのぶにとって、元夫・明石家さんまを好きになった一番の決め手は「面白さ」ではなかった。10月22日に生出演したフジテレビ系「ぽかぽか」で交際当時の心境を語っている。
大竹とさんまはドラマ共演を機に交際をスタートさせ1988年に結婚すると、長女のIMALUをもうけて、1992年に離婚。番組では、MCのフリーアナ・神田愛花からの「神様に“今すぐ誰かと結婚しなさい”って言われたら、やっぱりさんまさんを選ぶ?」との質問に、大竹は「なんでですか? さんまさんとは別れたんですよ。結婚しないです」と再婚は考えられないという。
そこで、ブラックマヨネーズの小杉竜一が「さんまさんを好きになった一番のポイントは実は“面白い”以外っぽい」と問うと、大竹はそれを肯定し「やっぱり優しいっていうのはありますね」と優しさだと語った。
大竹は続けて「人を楽しませるっていう、それは面白いことでもあるんだけど、優しさっていうか。ここにいる全員を楽しませることに全力を注いでいる姿は、素敵だなっていうのは思いました」と、周囲を笑顔にしている様子に魅了されたようだ。
「大竹は2021年5月、さんまが企画&プロデュースしたアニメ『漁港の肉子ちゃん』完成報告会の様子をインスタグラムで紹介した際、『明石家さんまさんはやっぱり、人を笑わせることだけを考えてるんだなぁというのがよくわかりました』と投稿。離婚から30年近い年月が経過した元夫について『優しい気持ちになる事が好きなんだなぁ』『それは出会った頃から全く変わっていません』と綴っていました。こうした関係にネットにも『なんで別れたんだろ』『今こそ再婚したらいいのに』『今の距離感が丁度いい』など、様々な反響が寄せられています」(テレビ誌ライター)
ちなみに、さんまはかつて大竹の一番好きなところを聞かれ、「料理が上手いところ」と答えたことがある。たった4年間の夫婦生活だが、何年たってもお互いを明るく褒め合うことができるのは、芸能界でもかなりのレアケースだといえるだろう。
(木村慎吾)