【海に眠るダイヤモンド】「池田エライザを抱きしめる斎藤工」に興奮する一方で視聴者が“激しくイラついた”状況とは

 神木隆之介が主演を務める日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)の第2話が11月3日に放送され、世帯平均視聴率は9.3%だった。同日、ドラマの前に「SMBC日本シリーズ2024 第6戦DeNA×ソフトバンク」が放送されていて、延長になったために通常より30分遅れの開始となった。

 今作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県の端島と、現代の東京を舞台にした物語。神木は、端島で生きる主人公・鉄平と、現代の東京で生きるホスト・玲央の2役を演じるという難役に挑んでいる。

 今回の物語では、強い勢力の台風が端島を襲う。食料も水さえも輸送されてくる端島は、生活そのものの危機に陥っていた。暴風雨は家の中にまで浸水し、電柱をなぎ倒し、停電となる。それでも島民は、助け合い、肩を寄せ合って台風が過ぎ去るのを待っていた。

 そんな中、大切にしている空き缶を探すため、食堂の幼い一人息子の竹男(番家玖太)が家を飛び出す。それを見ていた草笛リナ(池田エライザ)も部屋から飛び出した。竹男は父親に引き戻されるが、リナはそのまま豪雨の中たたずんでいた。そこに、荒波が押し寄せる。鉄平の兄・進平(斎藤工)はリナに駆け寄り抱きしめ、身を挺して波から守ったのだった。

 このシーンに視聴者からは「見つめ合う2人にドキッとした」「リナと進平のシーンにめちゃくちゃ惹かれた」「この先、2人に進展はあるのか…?」など、恋の予感を感じたようだ。

「日本シリーズはともかく、イレギュラーな衆院選があり、2週も放送がなかったことに、視聴者の中には不満を訴える人もいました。野球の試合自体は、21時15分ごろに終了したのですが、その後もヒーローインタビューを流したために『インタビューまで放送する?早く見たいんだけど~』『制限時間過ぎたらBSとかに切り替えて放送してほしい』『野球とかどうでも良いし、迷惑でしかない』など、野球ファンでない人にとっては、迷惑千万のようでした」(テレビ誌ライター)

 昭和と現代が交差する中で、まだまだ展開の読めない今作。先が楽しみな視聴者にとって2週のブランクは、辛かったようだ。

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