11月20日の「サンケイスポーツ」が、旧ジャニーズが大晦日に開催していた「カウントダウンコンサート」について報じた。今年も、昨年に続き開催しない方針だという。
「カウコンは、毎年多くの旧ジャニメンバーが集結する大規模ライブで、2022年まで東京ドームで開催されてきました。しかし昨年は、旧ジャニ事務所の性加害問題や新会社への移行準備期間などのため、開催が見送りに。そして今回のサンスポによると、旧ジャニは今年もカウコンを開催せず、昨年のようにグループそれぞれで生配信を行う予定なのだとか。また、大晦日の東京ドームは抑えているようですが、ドームツアーを行うHey! Say! JUMPの追加公演で使われるとのことです」(芸能記者)
旧ジャニグループといえば、「NHK紅白歌合戦」の出場がゼロとなったが、ファンの間では「紅白がなくてもカウコンがあればいい」といった声もあがっていた。それだけに今回の報道に、ネットでは「今年も“カウコンなし”とかガチで泣く」「ファンは2023年から年越しできてない」などと落胆の声が広がっている。
そんな中、カウコンに対する一部関係者のコメントが物議を醸しているという。
「今回、サンスポが取材した関係者は、記事内で『推しタレントの出演時間が短いカウコンより、一緒に年越しできる配信がファンに好評』などと、カウコンよりも配信を重視する考えを明かしていました。確かに、昨年行われた旧ジャニグループによる個別配信は好評でしたが、一方でグループの垣根を越えてアイドルたちが交流するカウコンも、ファンにとっては大きな魅力なのです。そのため、この関係者の発言に対しファンからは『なんでやねん! こっちは事務所全体の絡みが見たいの! 先輩後輩の絡みとかシャッフルメドレーが見たいの!』『単推しだけどカウコンみたい。グループ毎の配信なんていつでもできるじゃん』『グループの枠を超えたワチャワチャ感が見れるのはこういう時しかないのに』などと、不満の声が相次いでいます」(前出・芸能記者)
他にもカウコンの断念は、電車の終夜運転の縮小や、人件費・ホテル代の高騰など様々な要因が重なっての判断かもしれない。それでも多くのファンは、カウコンの復活を願っているに違いない。