不愉快なメッセージをしてくる相手を撃退するにあたっては、ストレートに無関心である本音を伝えると、関係がこじれて厄介にもなりがちです。
一方、40代ともなれば「大人の経験値」を活かして面倒な男性からのLINEをいとも簡単に撃退している強者の女性たちもチラホラ。
元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、イヤな相手からのLINEを華麗にかわす40代ほど活用しているマル秘テクニックに迫ります。
■大人の男女関係はこじらせないのが上級者
イヤだと思った相手に「イヤです」とはっきり伝えるのは、潔い対処法ですが相手を逆上させたり逆恨みをされたりといったトラブルのもとにもなりかねない危うい行為。そのため面倒な男性と距離を置きたい時には、自分を守ることを優先しつつ、しつこい相手を意のままに撃退できるのがベストです。
大人の男女関係では、“こじらせないこと”こそが恋愛上級者の極意ですから、できる限り相手の感情を刺激しない方法を実践していきましょう。
■デキる40代が使っているマル秘テクとは?
そこで気に入らない男性を意のままに撃退している40代ほど使っているテクニックをここでお伝えしましょう。
それは、“常軌を逸したレベルでお茶を濁すこと”です。
たとえばデートや会う約束を迫られまくって困っている場合は、具体的な答えを避けつつ
「んー。4カ月先までちょっと忙しくて……。また落ち着いたら!」
「半年は予定が詰まってるから、難しいかも。涙 残念すぎる!!」
などと、受け取った相手が「そんなバカな!?」と思うレベルで多忙を演じたり、LINEの既読が遅いことや返信がないことを責められたら、
「ごめんごめん、未読が6,000件で」
「SNSの見過ぎで、充電が3時間でゼロになっちゃうの」
など、若干の“ヤバい人”感を出しておくと、相手は勝手に引いてくれて疎遠になる率が高いようです。
実際に筆者もこのテクニックを使ってみたところ、しつこく食事に誘ってきていた年上の男性からの連絡がピタリと止んでホッとしたことがあり、かなりの効果を発揮するものと実感しました。
イヤなLINEに、無理をしてまで付き合う必要はありません。
まずは自分の気持ちを大切にして、相手に振り回されないようにするのが大人の平穏を保つには不可欠。
「やばい人感」を出しつつお茶を濁してかわすテクニックを習得すれば、嫌な相手とは意のままにきっぱり距離を置きやすくなるかもしれません。
(並木まき)