2月6日、プロ野球・ヤクルトスワローズは球団マスコットの「つば九郎」が体調不良のため、休養すると発表。シーズン開幕後となる4月中旬まで、球場での登場やイベント出演を見合わせるという。
プロ野球ファンならずとも知る名物マスコットの休養に体調を心配する声が続出。つば九郎の公式ブログにはファンから応援のメッセージが殺到し、ヤクルトを率いる高津臣吾監督は「チームの一員なので早く元気な姿を見たい」とコメント。元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏もXで「つば九郎無理するなよ」「しっかり休んでな」と投稿するなど、多くの人が回復を待ち望んでいる。
つば九郎について「マスコットの域を完全に超えた『球団の顔』となっています」と語るのは球界関係者だ。
「五回終了後に行う『空中くるりんぱ』などユニークな動きに加え、毒舌まじりの『カンペトーク』は切れ味抜群。つば九郎の“中の人”は1990年代から変わっておらず、代役を立てて同じパフォーマンスを行うことは不可能でしょう。チームメイトからの信頼は極めて篤く、今回の体調不良を受けて選手一同が『つば九郎のために頑張ろう』と結束を強めています」
いったい「つば九郎の“中の人”」とはどのような人物なのか。
「現在50代前半でプロ野球選手顔負けの恵まれた体型の方です。球団OBの宮本慎也氏、福地寿樹氏らとは公私ともに仲が良く、元中日の荒木雅博氏ら他球団の関係者とも親交を深めている。あるOBは『ビールが大好きで選手よりも飲みっぷりがいい』と言っていましたね」(前出・球界関係者)
しっかりと休養して元気な姿を見せてもらいたい。
(塚原真弓)