元衆議院議員でコメンテーターの杉村太蔵が「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)に出演し、レギュラー番組のMCから“全く可愛がられていない”現状を嘆いた。
2009年の衆議院解散に伴って任期を終えて以降は、主に情報番組で“薄口政治評論家”として活躍している杉村。現在は、お笑いコンビ・爆笑問題(太田光、田中裕二)がMCを務める「サンデージャポン」(TBS系)や、「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)などにレギュラー出演している。
だが、ある不満を抱いているようで、2月22日放送の「今田耕司の―」で、“芸能界でお世話になった恩人”にまつわる話題になると、杉村は「この番組も10年ぐらい出させてもらっているけど、MCの今田(耕司)さんに可愛がられているかと言われたら、あんまりそんな感じもしない」と、長年出演している割には“ハマっていない”と吐露。
さらに、14年以上もコメンテーターを任され続けてきた「サンデージャポン」についても、「爆笑問題の太田さんに一度も食事に連れて行ってもらってませんし。だから、そういう意味では、誰かボクのこと真剣に考えたことありますか?」と自虐しながら問いかけた。
ただ、これを聞いていた元大阪市長の橋下徹氏からは「それは真の実力(があるということ)。人間関係とかじゃなくて本当に必要だから(番組に呼ばれる)ということでしょ?」「太蔵さんのポジションを狙っている政治家とか多いんじゃない?」などと逆に称賛される。また、今田も「できないでしょ。あんなにええ加減なこと言えない。太蔵君の説得力の無さの中に、たまに突く芯みたいな」と、杉村にしか出せない独特のコメントがあると感じているようだ。
2人からは高評価を受けた杉村だったが、改めて自身の影響力の低さを悲しむと、「ボクに影響された人がいたら、連れてきてほしい」とドヤ顔で語り、共演者を盛り上げていた。
「元衆院議員の“薄口な”杉村が身を置くポジションは、政治に詳しいコア層に向けた専門家という立場でもなく、かといって政治に疎いタレントとも異なる絶妙な隙間の立ち位置です。他にその役割を担える人材は杉村の台頭以来、現れる気配がなく、『サンジャポ』も『ミヤネ屋』も14年以上出演し、独自の地位を築き上げていると言えますね。また、昨年3月放送の『サンジャポ』にゲスト出演した実業家・堀江貴文氏は、投資家としても成功した実績がある杉村について『あの人、講演会で1回、50~60万円とかでやってるでしょ? それを(年間で)“100本こなしてる”とか言って、“それで稼いでます”って言ってた』と証言。複数の著名情報番組に出演し続ける一方、高額なギャラで全国を回る投資の講師としての一面もあり、あまり芸能界で可愛がられる必要がない文化人として見られているのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
いずれにせよ、それでも番組に呼ばれ続けるのは、ひとえに杉村自身の才能や実力、そして、唯一無二のポジションによるものだと言えそうだ。
(木村慎吾)