芸能人の別居といえば離婚フラグと認識されることが多いが、結婚30年目を迎えるタレント・伊集院光は、妻と離れて暮らすことでてより親密な関係になっているという。3月25日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)で独特な夫婦関係について語っている。
伊集院は「ウチはもう、ぶっ飛んでる。結婚して30年経とうとしてるのに、(妻が)『私、二刀流で行く』と言い出して。『何?二刀流って』と聞いたら『1カ月和歌山の実家で暮らして、1カ月は東京』と。今もそうなの」と、ひと月ごとに妻が東京と和歌山を行き来する二拠点生活が始まったと明かした。
伊集院はこの“二刀流暮らし”によって「逆にラブラブになる、みたいな」といい、「会えない間に、次会ったらどこに行こうってめちゃめちゃ考えるようになるし。お子さんいると難しいですけど、別居勧めますよ」とメリットを紹介している。
「伊集院は過去にも様々な機会で愛妻家ぶりをアピールしてきました。『お互いが生きて帰ってこられるか分からない』という理由から出勤前には“行ってきますのキス”を欠かさず、メンタルが不安定になりがちな自身を支えてくれたことを『オレの人生の成功は8割は妻のおかげ』と表現しています。結婚から30年が経った今も記念日を大切にし、手紙やプレゼントを渡しあい、食事に出かけてデートを楽しんでいると明かしたこともあります。それに、現在の二拠点生活は妻の高齢の両親のためであり、ネガティブな理由から始まったことではないようです。そのため、ネットには『すごく素敵な夫婦関係』『世の男性は別居したら別の女を連れ込む可能性が高いけど、伊集院さんはさらにラブラブになったと言えてるのが素晴らしい』などと好意的なコメントが並んでいます」(テレビ誌ライター)
30年にわたって信頼を構築してきた仲だからこそ、特殊な別居を楽しむことができているようだ。
(木村慎吾)