厚生労働省によると2022年時点の健康寿命は、推計値で男性72.57歳、女性75.45歳。平均寿命は男性81.06歳、女性87.07歳だから、単純計算すれば男性は8.49年、女性は11.63年の間「日常生活に制限がある状態」で生活していることになる。
今や109万人の登録者を数えるYouTuberで理学療法士の山内義弘氏は、3月31日に更新した自身のYouTubeチャンネル「腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】」で、寝たきりになりやすい「5つのNG習慣」を挙げた。
それが「出不精」「運動不足」「食生活の乱れ」「人任せ」「ネガティブ思考」だ。行動力の減退、運動量の低下が大きな要因になるというが、山内氏はさらに「理学療法士目線で考えると、あと2つあって…」と、こう続けた。
「1つは、痛みがあるからとまったく動かない人。例えば腰が痛いからその場から動かないとか、あとは肩が少し痛かったらずっと動かさない。そうしたらすぐ五十肩になるし、腰もずっと動かさなければ固まって滑らかな歩行ができなくなる。それが筋肉の低下を生み、1~2週間安静にしていたら一気に20~30%筋力って落ちるんですよ」
2つめはもっと衝撃的だ。
「みんな柔らかい布団で寝すぎです。僕の所にくる患者さんのほとんどが寝返りしてないんですよ。(布団に埋もれて)ずっと同じ姿勢で寝ている。結果、腰が沈んで腰に負担をかけたり、同じ姿勢で寝ているから筋肉が伸び縮みしないで、朝起きる時に腰を痛めて深刻な状態になる方が非常に多い」
健康寿命を延ばすためには、「寝心地」よりも「寝返り」重視で布団を選んだ方がよさそうだ。
(所ひで/YouTubeライター)