5月1日が第2話の放送回となる芳根京子主演ドラマ「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)が「X」上で大いに沸いている。昭和11年、異性に対する免疫がそれぞれない、四姉妹の三女・関谷なつ美(芳根)と海軍中尉の江端瀧昌(本田響矢)が結婚し、ゆっくりと時間をかけて距離を縮めていく新婚ピュアラブコメディに、胸をときめかせ「キュンキュンした」「尊い」と声をあげている人が殺到しているのだ。
第1話では、2人はそれぞれの考えていることがわからず、悩みながらも並んだ布団から手だけを出して握り合いながら就寝。しかし翌朝は2人ともよく眠れずに寝不足になるというピュアさに、視聴者はキュンとしたようだ。
しかし一方で、2021年11月にデビューしたBE:FIRSTによる同ドラマの主題歌「夢中」にモヤモヤした気持ちにさせられたとする声もあがっている。それは4月24日発売の「週刊文春」にBE:FIRSTのメンバーであるRYOKIこと三山凌輝が、人気YouTuberの「Rちゃん」こと大野茜里に1億円も貢がせ、“婚約破棄トラブル”を起こしていたと報じられたからだ。
記事によれば三山は、2000万円以上するベンツ ゲレンデGクラス、1カ月200万円のお小遣いなどを援助してもらっていたとのこと。
三山といえば、俳優活動もしており、昨年上半期放送のNHK朝ドラ「虎に翼」では、伊藤沙莉演じる主人公・寅子の弟である直明に大抜擢。また、放送中の間宮祥太朗主演ドラマ「イグナイト‐法の無法者‐」(TBS系)では、舞台となっている「ピース法律事務所」の切れ者な最年少弁護士・高井戸斗真を演じている、非常に注目度の高い若手役者だ。
報じられたスキャンダルについて、現在は所属事務所とマネジメント会社が連名で「報道にもあります通り、三山がかつて報道にありました方と真剣に交際していたことは事実でございます。双方のプレゼントのやりとりがございましたが、法令に違反していることがないことを確認しております。なお、2人の交際は最終的に結婚には至らず、双方合意のもとで関係を終了しております」と“トラブル”について否定。さらに「本件にて心痛を感じられた方々に対しては、当社としても遺憾の意を表すとともに、三山ともどもおわび申し上げます」と謝罪し、「三山にはまだ未熟で至らぬ点もあると認識しておりますが、今後はさらに一社会人としての自覚を持つように指導してまいります」などともしている。
ただ、前述したように具体的な“プレゼント”の品目や値段までが掲載されていることから、「めおと日和」の内容とはかけ離れていると微妙な気持ちになると指摘する人の気持ちもわからなくはない。
しかし「そんな声に負けずに芳根ちゃんはドラマに専念して!」といった声もネット上に数多くあがっているのも事実。三山のスキャンダルが逆に芳根への応援を後押ししているのかもしれない。
(津島修子)