新学期や新生活がスタートして早1ヵ月。我が子が小学校に進学したり新学年に進級したりしたご家庭では、いつもより忙しい日々を過ごしていることでしょう。とくに、シングルマザーの方は1人で子どものことから家事、仕事までこなさなければならず、そろそろヘトヘトになっている頃かもしれませんね。
そんなシングルマザーの大変な実態が分かる調査結果があります。「誰でもスマホリサーチセンター」が2025年4月に行った『シングルマザーの仕事と子育ての両立に関する調査』では、シングルマザーが子どもの入学・進学時に最も大変だと感じることについては、「学費や入学金の支払い」(71.4%)と「学用品や制服などの準備」(67.9%)の回答がTOP2となっていました。
また、シングルマザー故に大変だったエピソードや仕事と家庭の両立で苦労したことへの自由回答では、「あと1人大人が居ればって思うことが多過ぎる」「自分の体調不良時に子どもたちを見てくれる人がいない」「宿題を見るのが大変だった」などがあり、深刻な状況であることを予想されるものとなっていました。一方、誰かからの支援でうれしかったことへの自由回答では「母親の助けが正直助かった」といった声もあり、支えてくれる人の存在は想像以上に大きいようです。
こうした状況を受け、シングルマザー支援のサービスも多くみられるようになりました。例えば、「ひとり親専用の生活支援プラットフォームサイト」では、日用消耗品が最大で店頭価格の78%オフになる会員限定サイトの案内や、ひとり親専用の総合保険サービス、専門家による家計相談サービス、ひとり親専用食品支援などを提供しています。
また、「誰でもスマホ」は、通信困窮者と呼ばれる携帯電話未所持が原因で日常生活を送ることが困難になった人を救うための携帯電話サービスで、審査に必要な本人確認書類の幅が広いことで審査に通りやすく、クレジットカードがなくてもコンビニで支払い可能といった契約しやすいスマホになっています。
近くにシングルマザーがいるなら手を差し伸べてあげたいものですが、よその家庭のことなのでなかなか難しい面もありますよね。とはいえ、これらのサービスの存在を教えてあげるだけでも変わってくるかもしれませから、ぜひ参考にしてくださいね。