40~50代にもなると、自分の親が旅立つ日も近くなってきます。そして、長女だと「喪主」になることもありますよね。でも、多くの人は突然の喪主という大役に慌ててしまうこともあるようです。では、いったい喪主になったら何をすればよいのでしょうか。いざというときに慌てないよう、今から基本を押さえておきましょう。
■喪主とは?
そもそも、喪主とは何かというところから確認しておきましょう。喪主とは、簡単にいえば葬儀や法事の責任者のこと。葬儀の主催者で、一連の儀式を取り仕切る役割です。一般的には故人の配偶者や子どもが務めますが、基本的に誰が務めても問題ありません。
■喪主になったらやるべきことは?
喪主といえば、気になるのが締めの挨拶ではないでしょうか。葬儀の終わり、出棺前に遺族を代表して、または葬儀を取り仕切る立場として、参列者へのお礼の言葉や故人の生前・亡くなる際のことなどを話します。とはいえ、テンプレートは決まっているので、そこにあてはめればOKです。
その他、喪主には葬儀全般について葬儀社と打ち合わせしたり準備したりと、さまざまな作業があります。僧侶へのお布施や香典返しも喪主の役割なので大忙しです。特に、香典返しは忘れがちなのでしっかり準備しておきましょう。
不安になったとしても、葬儀社の担当者に相談して順次行えば問題ありません。それでも不安なら、そうした書籍もあるので事前に確認しておくのもよさそうです。また、喪主は1人ではなくてもよいので、兄弟姉妹がいるのなら複数で務めるのもありでしょう。