風水といえば、玄関やリビング、水回りなどを改善する方法がよく話題に上りますが、実は「寝室」も改善の余地があることをご存知でしょうか。
一級建築士兼風水師で「開運! チェリー風水―最強の部屋がお金を増やすー」(フローラル出版刊)の著者であるチェリー先生こと天野千恵里さんによれば、中国伝統風水では寝室は「房(ぼう)」と呼ばれ、健康や夫婦仲、人間関係に大きく影響を及ぼす場所といわれているのだとか。そこで今回は、夫婦仲が悪化して健康も損なわれてしまう“NGな寝室”を教えていただきました。
■ドアのそばに頭がくるのはNG!
寝室のドアを開けたらすぐ目の前にベッドの頭がくるなら要注意! ドアは“氣”の入口のため、入口のそばで寝ているとドアの外から入ってくる氣が頭に当たって落ち着かなくなるのだとか。いつもイライラしていてケンカが絶えない夫婦に多い寝室なんだそうですよ。
■梁(はり)の下に頭がくるのはNG!
梁が目立つような寝室には要注意! 梁とは建物の横方向にかけられている横架材のこと。天井などに張り出している部分があれば、それが梁です。実は、梁はそのL字型の切れ目がこちらを向いていると切られる作用があり、実際に健康を害することもあるそうです。とくに、梁の下に頭がくるベッドの配置などはNGなんだとか。
また、クローゼットやベッドサイドテーブルなどが尖っている場合も同様の作用があるそう。頭に近付けないようにするか、布や画用紙で尖っている部分を覆うと、作用がやわらげられるそうですよ。
■窓の下に頭がくるベッドの配置はNG!
窓の下に頭がくる場合も避けたいところです。窓は氣の出入りが激しいので、「心身共に影響を受けやすい」と天野さんは話します。また、窓からの冷気が入り込んできて、体が冷えるのもよくない理由の1つです。できるだけ頭は窓からは離すようにしましょう。
いかがでしたか? もし、夫婦仲がうまくいかず寝室に思い当たる節があるなら、今すぐレイアウトを変更してみましょう。