箱根駅伝で2年生時に8区を走った経歴を持つ帝京大学出身のコミカル系ランニングYouTuber「たむじょー」が、自身のYouTubeチャンネル「たむじょーTamujo」(6月17日付)で世界記録へのチャレンジ動画を公開した。
そのチャレンジとは、「二人三脚1000ⅿ」。非公式ながら、現在の世界記録は4分12秒とされている。今回の挑戦でたむじょーがタッグを組んだのは、たむじょーの“親友”という設定の「たけ」。たけは2023年にフルマラソンを2時間45分15秒で完走している“サブエガ”(2時間50分切りのこと。お笑いタレント・江頭2:50に由来)達成者だ。
ところがこのチャレンジ、肝心の足を縛るロープを誰も持参していなかったことから、急きょ、たむじょーが右足、たけが左足を縛っている“つもり”で、肩を組んで息を合わせるスタイルに変更。トラックでの試走に挑むことになった。
当初は、たけが外側を走っていたが、運動不足の影響で途中でたむじょーが外側にスイッチ。記録は3分51秒だったが、スタッフからは「失格です」との厳しい(?)判定が下された。
コメント欄には「おもろすぎる。たむじょーが外側に移動するところ爆笑した」「お腹痛い。ずっと笑ってました」などの声が相次いだ。
なお、この動画では、2021年10月にゲイリー・ショーネッツとアンディー・タッカーという2人が、二人三脚で24時間、117㎞走破した記録も紹介された。次回はこの記録へのチャレンジをスタッフから提案されると、たむじょーは「1人でも117㎞キツいのよ」とゲンナリだ。
夏の恒例特番「24時間テレビ」(日本テレビ系)のチャリティマラソンでは、2023年にタレントのヒロミが102.3㎞、2024年にはお笑いピン芸人のやす子が81㎞に挑戦している。マンネリ化や酷暑下でのマラソンに否定的な声も少なくないが、いっそ「団結」をテーマに二人三脚で世界記録を目指してみるのも一興では?
(所ひで/YouTubeライター)