「なんだか自分のことを好きになれないな……」と感じたら、次のような時間を設けてみてはいかがでしょうか。ついつい悪い部分ばかりに目を向けてしまう日々を脱却して、感謝と喜びを感じる時間に変えてしまいましょう。
■自分だからこそ経験できたことを挙げてみる
自分という人生を生きていなかったら出会えなかった人、体験できなかった出来事を思い浮かべてみましょう。それらの中には、大切な思い出や大好きなものがたくさんあるはずです。うれしかった経験や苦しかったけれど大きな学びになった出来事を振り返れば、きっと貴重な経験を積んできたことを実感できますよ。
■好きなことに没頭してみる
これまでの経験や周りの人々を思い浮かべてもなかなか前向きになれない場合は、とにかく好きなことに熱中する時間を大切にしましょう。自分がどんなときにときめいて時間を忘れるほど熱中できるかをみつめると、幸せを感じるためにはどのように過ごせばいいのかも計画しやすくなります。誰かにとって意味のあるものにする必要はありません。自分の“好き”を全身で感じる時間を楽しみましょう。
■自分に感謝してみる
「こんなふうに一息ついていろいろと考えることができているのは、午前中の私が家事や仕事を頑張ったから!」など、小さなことでも自分の努力を讃えて感謝する時間を作ってみましょう。意識して自分を褒め、感謝することで、気付けば当たり前になっているものの中にも努力したり工夫したりしていることがたくさんあることに気付けますよ。
「あぁ、こんな経験ができてよかったなぁ。私だからこそ今に行き着いたなぁ。こんなふうに人生を進めることができてよかったなぁ。ありがとう!」と労り感謝して喜ぶ時間を楽しめば、自分として生きるこの人生の意味や楽しみ方もみつけやすくなります。大変なことやうまくいかないことばかりでなく、それに向き合って試行錯誤している自分を褒め称える気持ちで、ぜひ実践してみてくださいね。
(Nao Kiyota)