中森明菜 精力的な活動も「大型音楽特番に呼ばれなかったワケ」とは!
歌姫・中森明菜が今年に入ってから積極的な動きを見せているが、7月2日に放送された「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)で、生歌唱する姿は見られず、7月5日放送の「THE MUSIC DAY」(日本テレビ系)の出演アーティスト一覧にもその名はなかった。中森本人のイベントが控えているという事情もあるようだが、テレビ局側もそれほど積極的に動いていないというのが実情のようだ。
今年に入ってからの明菜は、昨年以上に活動的だ。4月には大分市で行われた野外音楽フェス「ジゴロック2025 大分“地獄極楽”ROCK FESTIVAL」に出演。5月には「中森明菜 Tribute Concert “明響”(めいきょう)」で、豪華出演者が明菜の名曲をカバーする中、アンコールでは明菜本人も客席に登場した。さらにはアニメ「あらいぐま カルカル団」で声優にも挑戦するなど、これまでにない動きも見せている。
「今まで仕事をしてこなかったのがウソのように積極的になっている。当然、年末のNHK紅白などの大型番組に出演するのではと期待も高まっています」(音楽関係者)
その前哨戦ともいえる夏の音楽番組が民放各局でオンエアされ始めているが、「FNS歌謡祭」では氷川きよしが倖田來未とコラボして中森の名曲「TATTOO」を歌唱したものの、中森本人の姿はなかった。他の音楽番組にも出演予定はないという。
「明菜は7月中旬に、昨年と同様のファンクラブ向けイベントを開催する予定があるため、その準備で音楽番組への出演を見送ったのではないかと言われています」(前出・音楽関係者)
しかし実のところ、テレビ局側も明菜サイドに対して、それほど積極的なアプローチをしていないという。
「4月のフェスでの明菜に、少し違和感を覚えたという人が多いんです。やはり声が完全には戻っていないということで、番組スタッフが“テレビで生歌唱できるのか”という不安を抱いてしまった。そのため、無理をしてまで明菜をキャスティングしようとはせず、他の動きを様子見している状況です」(テレビ関係者)
出演すれば話題になるのは間違いないが、リスクも大きい―それが現在の中森明菜の立ち位置のようだ。年末までに、その懸念材料が払拭されることを願いたい。
