【愛の、がっこう。】ラウール“カヲル”の「脳に出血」にあがった「どうか『眠れる森』のようになりませんように」
8月21日放送の「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)第7話に不安がる声が相次いでいるようだ。その理由は、前回の第6話で川原(中島歩)に歩道橋の上から突き落とされたカヲル(ラウール)が、救急搬送された病院の看護師から「肋骨の骨折だけじゃなく、脳にわずかに出血があったんですよ」と言われたから。
これがカヲルの「死亡フラグ」ではないかと指摘する声が非常に多いのだ。
中でも「キムタクの『眠れる森』のようにはなりませんように」と祈る声が多いのは当然のだろう。恋のライバルに歩道橋で突き落とされて脳に出血するという”ベタ展開”を入れ込んでくるということは、そのシーンを入れなければならない展開が待っているからで、その展開とはつま
り「カヲルの死」しか考えられない。
1998年10月期に放送された中山美穂さんと木村拓哉がW主演した「眠れる森 A Sleeping Forest」(フジ系)の最終回で木村演じる直季は、いろいろあった実那子(中山さん)に会いに行く列車の中で、以前、鉄パイプで殴られた時に適切な処置をしなかったことから、眠るように息を引き取り、ドラマはハッピーエンドにならなかった。
ラウールは木村と同じ事務所の先輩後輩でもあるし、脚本家の井上由美子氏は2014年7月期放送の大ヒットドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジ系)でもハッピーエンドは描かなかったことがさらに、「愛の、がっこう。」には「カヲルの死」が待っているのではないかと視聴者を不安がらせている。
しかし今作でカヲルは、病院で適切な処置を受けているから「眠れる森」の直季のようにはならないと思いたい。
カヲルと愛実(木村文乃)のハッピーエンドを多くの人が待っている。
(津島修子)
