「あさイチ」(NHK)では安定した司会を見せ、2015年には「NHK紅白歌合戦」の白組司会に抜てきされたV6・井ノ原快彦。今は“NHK朝の顔”に成長したが、ジャニーズJr.だった頃は事もあろうか、ジャニー喜多川社長から罵詈雑言を浴びせられていたという。アイドル取材が豊富な芸能レポーターはこう証言する。
「入所して2年が経った13歳の頃、『SMAP学園』というグループに入ったため、ようやくアイドル雑誌『WINK UP』の撮影に呼ばれたそうです。初の現場とあって、カメラマンは“笑って! いいね!”とノリノリで、本人もアイドルスマイルを全開にしたそうです。でも、掲載誌に目を通したジャニーさんは激怒しました。なんでも細い目で微笑む井ノ原の顔が、ブサイクすぎたという理由だったとか‥‥」
ジャニーズは美男子帝国だけあって、もちろんジャニー社長は超がつく面食い。井ノ原のような愛嬌のある塩顔は、好みではないのだ。以降、「YOUは整形しないの? ボクは反対しない」とディスられまくりだったとか。
「当時、イノッチが飼っていた愛犬にまで、『こんなブサイクな飼い主でかわいそうだな』と話しかけたらしいです。まだ中学生だった彼は当然、傷ついたのですが、同時に、“絶対、売れてやる!”と反骨精神が養われたそうです」(前出・芸能レポーター)
同じく美少年ではなかった関西ジャニーズJr.時代の桐山照史(現ジャニーズWEST)にも、「YOU、ブサイク」と言い放っていたというジャニー社長。未成年の子どもたちに対してズバリと言ってのけるのは、強いメンタルを養うための“教育”だったのかもしれない。
(北村ともこ)