城田優が明かした「母からの3つの教え」に視聴者が矛盾を指摘「困っている先生や同級生は助けないの?」
俳優・城田優が“破天荒な”母親からの3つの教えを明かし、様々な反響が寄せられている。城田の母でスペイン出身のペピーさんはこれまでに3度の結婚と離婚を経験し、それぞれ父親が異なる5人の子供たちを出産してきた。
10月24日配信の「ダマってられない女たち season2」(ABEMA)には、三男の城田を始め、長男の大さん、長女のマリアさん、次男の歌手・純、そして、次女のモデル・リナがVTR出演し、城田家の独特なルールが紹介された。
城田いわく、ペピーさんが口を酸っぱくして子供たちに言い聞かせていたのは、主に3つの教えで、「ご飯を残さないこと、身の回りを片付けること、人を助ける、という家のルールを守っていれば、別に学校で何をしようが勝手にやれって感じ」と説明。続けて、「だから、三者面談に呼ばれても、先生が『本当に城田君は最近授業態度が悪くて、人とおしゃべりして困ってます』って言ったら、『そうですか。それは良かったです。息子が元気に学校で生活してるなら、それは先生の仕事なので先生が勝手にやってください』って」と、学校でのトラブルなどにはあまり関心を示していなかったようだ。
城田は「押さえつけるとか、縛りつけるとかじゃない奔放主義だったんですよ。守られていながらも、自由に思考ができたので、そこで自分の夢とかやりたい事、目標を膨らませていくことができた」とし、自由を与えてくれた母への感謝を語っている。
ペピーさんについては2018年11月放送の「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)でも、14歳の頃に家出をして1人でベビーシッターなどをしながら生活してきた波乱の人生が紹介された。ある日、映画でブルース・リーを見て大ファンになったペピーさんは、“絶対にアジア人と結婚する”と意気込み、スペインに語学留学していた日本人男性をナンパ。そのまま日本にやってきて19歳の頃に結婚したという。
「そんな彼女のモットーは『命とやる気があれば何でもできる』というもので、言語がまったくわからなかった異国の地での“バツ3”を経て、5人の子供たちを時に厳しく、自由に育ててきました。このペピーさんの破天荒さには番組を見た視聴者から、『なかなかガッツがあって、普通の人には真似できない』『こういうお母さんだったからこそ城田優が育ったのかも』『強い女性に憧れます』と好意的な声がネット上に上がった一方、3つの教えについては『そもそも先生が困ってるって言ってるのに人助けしてないじゃん』『“人を助ける”中に先生や真面目に授業を受けようと思ってる同級生が入ってない気がするのは私だけなんだろうか』『母親の決めたルールだけ守っていればいいなんてことはなくて、集団生活の中にもルールがあります』『相当先生困っていただろうにこの開き直り…クラスの人や先生にめちゃくちゃ迷惑かけてるのに自覚なしなの怖い…』などの指摘もあり、家庭内ルールが周囲に与えた影響に言及する人もいました」(テレビ誌ライター)
「息子が元気で良かったです」と返されてしまった当時の担任教師からすると、“ダメだこりゃ…”とサジを投げたくなった?
(木村慎吾)
