「紅白」出場アーティストが決定…嵐との交渉が「難航している理由」と“残りの枠”を埋める「大物歌手の実名」
11月14日、NHKは大みそかに放送される「第76回NHK紅白歌合戦」の出場歌手を発表。特別企画の2組を含む合計39組が発表された。来年から活動を休止するPerfumeが2年ぶりに出場するほか、「平成ブーム」で再脚光を浴びるORANGE RANGEが19年ぶりに返り咲き。現在放送中の朝ドラ「ばけばけ」のテーマ曲を歌う「ハンバートハンバート」に加え、アイナ・ジ・エンド、aespa、FRUITS ZIPPER、M!LKらが初出場を果たす。
この発表を受け、注目を集めるのが「追加出場枠」だ。芸能関係者が語る。
「20組の出場が発表された紅組に対し、白組は17組だけ。例年は紅白ほぼ同数になることから、白組に追加アーティストが生じることが確実視されている。実際に番組の制作統括者が、来年5月に活動終了する嵐との出場交渉を継続することを会見で明言。ほかにも白組に大物歌手が追加されそうです」
はたして、嵐は紅白に登場するのか。同関係者は「会場となるNHKホールに姿を見せる可能性は、ほぼないと見ていいのでは」と指摘する。
「ネックとなっているのが、大野智のコンディションです。先日グループで行った生配信で、彼自身が『体力づくりはまだやっていない』と語っていたように、紅白のステージで納得のいくパフォーマンスができない状態。紅白への出場があるとすれば、事前収録のVTRとなると思います。ただ、それでも完璧なパフォーマンスができるかは不明で、出る可能性は半々といったところでしょうか」(前出・芸能関係者)
嵐のほか、どのアーティストが追加濃厚なのか。
「最有力はコブクロ。10月に惜しまれつつ閉幕した『大阪・関西万博』のテーマソングを会場跡地から歌唱するのではと目されています。あとは米津玄師ですね。近年の紅白は人気アニメに関する楽曲をフィーチャーする傾向にあり、米津は大ヒット中の劇場版『チェンソーマン レゼ篇』のテーマソングを担当している。NHKとしては是が非でも出て欲しいところでしょう」(前出・芸能関係者)
出演交渉の行方を注視したい。
(塚原真弓)
