4月25日、自民党二階派のパーティで東日本大震災について「まだ東北で、あっちのほうだったからよかった。首都圏に近かったりすると莫大な、甚大な額になった」と発言、翌26日に辞表を提出した今村雅弘復興大臣。後任には福島県いわき市出身の吉野正芳衆院議員が就任、安倍首相としてはスピード決着をはかった形だが、一部ネット民の間では「吉野って誰?」「もっと相応しい人がいる」と、あるお笑いコンビの名前があがっている。
「宮城県出身で、大震災の時には気仙沼港でロケをしていたため被災したサンドウィッチマンです。震災後、伊達みきお、富澤たけしの2人は『東北魂』をキャッチフレーズに現在まで継続して東北支援活動を行っており、彼らが中心となって集めた義援金は今年3月の段階で4億円を突破。宮城、福島、岩手を中心に、震災孤児、遺児支援のために毎年各県庁に直接届けているのです。今年の3月11日にも彼らの活動が話題になりましたが、『金額もすごいが続けていることが何よりもすごい』『サンドも募金してくれた人もありがとう』『東北の誇り』など称賛と感謝の言葉が多数書き込まれました。今回の今村大臣の失言後も『サンドウィッチマンが復興大臣やれば?』といった意見があがっています」(芸能ライター)
少なくとも、復興支援にまい進しながら東北を見続けてきた2人からは、今村前復興相のような軽はずみな言葉は出てこないはずだ。