今年が、デビュー20周年のKinKi Kids。そのメモリアルイヤーを飾るべく、7月15、16日に神奈川・横浜スタジアムでライブを開催。今夏には音楽バラエティ「LOVE LOVE あいしてる」(フジテレビ系)と主演ドラマ「ぼくらの勇気~未満都市」(日本テレビ系)が復活するなど、出し物が目白押しだ。
グループ名のとおり2人の地元は近畿。堂本剛は奈良県、堂本光一は兵庫県出身。特に剛の郷土愛は深い。
「4枚目のソロシングル『縁を結いて』(11年)のミュージックビデオは、かつて母と訪れた奈良の天河神社で撮影。この曲は、近鉄電車の発車メロディにも起用されました。奈良観光特別大使を務めているため、このことは『奈良まほろばソムリエ検定』の1級試験に出題されたこともあります」(エンタメ誌デスク)
奈良県民で堂本を知らない人はいないほどだとか。先のデスクが続ける。
「2012年には期間限定で、近鉄電車・大和西大寺駅近くに、自分のソロライブだけのためのライブハウス『shamanippon ship』を建設しています。目的は、奈良の地域活性。4カ月に渡るロングランだったため、経済効果は数千万円もあったとか。現在その跡地は、近鉄西大寺運動場に戻っています。このライブ開催中に、奈良市役所の健康増進課の人が訪れて、母子手帳のデザインをしてほしいとオファー。翌春に発行された手帳に、剛くんがデザインした50点ものイラストが載っています。また、成人式にシークレットビデオメッセージを寄せたこともあります」
まさか少子化問題にも貢献していたとは。結婚をして子どもが産まれたら、奈良で育てるのが夢だという剛。生涯、奈良推しだ。
(北村ともこ)