タレントの紗栄子が、私服のチャリティーフリーマーケット企画の売上約450万円を、「日本赤十字社医療センター附属乳児院」および「赤十字子供の家」に全額寄付したことを5月31日のインスタグラムで報告している。このフリマは、ブランド古着を取り扱う通販サイト「ZOZOUSED」で開催されたもの。
ただし、売上を現金で寄付するわけではなく、紗栄子が実際に養護施設に足を運び、必要なものを自分で見極めたうえで、「赤十字子供の家」に電動アシスト自転車を寄付したという。また、6月にもチャリティーフリーマーケットを開催する予定とのことだ。
単純にお金を寄付するだけでなく、現場に自ら赴く姿勢、そしてその活動を長く継続しているところは称賛されてしかるべきだ。しかし、紗栄子に向けられる声の全てが賛辞というわけではない。
「紗栄子といえば、昨年の熊本地震の際にも500万2000円の寄付を行ったことをSNSで報告。今年も現地に足を運び、炊き出しを行うなど、ボランティア活動にも精力的に取り組んでいます。被災地の人や支援を受ける側からすれば有難いかぎりなのですが、やはり『なぜ、いちいち公開するのか』『黙って寄付すればいいのに』という声も少なからずあります。
というのも紗栄子は数年前まで、愛車ポルシェの写真や、ハワイで豪勢にショッピングを楽しむ写真をブログで大量にアップするなどセレブアピールが強かった。それが叩かれ始めたとたんに、ドラッグストアの特売日で買い物をしたなどと庶民派アピールに転じた。現在は寄付やボランティアを前面に押し出しているわけですから、その変わり身に首をかしげる人もいるのです」(エンタメ誌ライター)
せっかくの好意にイチャモンをつけられるのは気の毒な気もするが。
(田中康)