ビジネスにおいて「コミュニケーション力」はとても重要であることは良く知られています。しかし「実は人との会話が大の苦手で‥‥」なんて自覚がある人は、意外に多いのではないでしょうか。
だけど、会話が苦手という人のほとんどは、実は「会話の失敗で相手に嫌われるリスク」を恐れているだけなんです。
では逆に「会話で人に好かれる」にはどうすればいいのでしょうか。それは、いかに巧みに話せるかというよりも、いかに「人の話を上手に聞けるか」にかかっているのだそうです。つまり、会話で重視すべきなのは「いかに聞き上手になれるか」にかっかているんですね。
そこで「聞き上手」になれない人にありがちな、3つのNG行動をここに紹介しましょう。思い当たる人は要注意ですよ。
NG1.人の話をまとめたがる
聞き上手になるには相手の話をさえぎらないことが基本。したがって話の途中で「それってつまりこういうことでしょ?」と、要点をまとめたがるのはもってのほか。相手はバカにされたかのように感じてしまうのです。
NG2.自分が話題を選んでしまう
話がつまらないからといって、こっちの話が聞きたいと仕向けるのもNG。まずは相手が話したいことを話してもらう。これが大前提なんですね。
NG3.リアクションが薄い
聞き上手な人はなぜかみんなオーバーリアクションなんです。人は話しながら相手の反応を見て、話す内容をその都度判断するものですが、リアクションが薄いと「興味がないのかな」と思い、話す気力を失わせてしまう。実はこの行動こそが、人に好かれるか嫌われるかの大きな分かれ道なんだと。特に初対面の人には気をつけたい態度ですね。
聞き上手になるには、聞きたくない話でもオーバーリアクションを取りながら、とにかくさえぎらず、気持よく話をさせることに務めるのが良さそうですね。