1998年の放送開始から20年近く、いまだ人気の衰えることのない「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)。TOKIOのメンバーが「DASH村」「DASH島」「0円食堂」など様々な企画に取り組み、極限に挑む様子はずっと変わらない。無農薬野菜の栽培や木炭や五右衛門風呂作りまで、その道の専門家に指示を仰ぎながら作り上げていく姿は、もはやプロ並みの評価だ。
「7月16日の放送で、『DASH海岸・夏の多摩川スペシャル』が放送されました。これは、横浜のDASH海岸から多摩川を登るアユを追いかけながら、周辺の生態系を観察する企画。ここで注目されたのが、山口達也と城島茂の魚や動物に対する豊かな知識です」(番組関係者)
八王子市の水辺に謎の生物の足跡を発見し、カメラを仕掛けて正体を探ったところ、城島が「村で見ぃひんかったっけ?テン」と発言。早速確認したところ、城島の言うとおり足跡の正体は、イタチ科の動物・テンだった。また、アユの天敵である魚「二ゴイ」を捕らえるために山口が罠を仕込んだところ見事捕獲に成功。一般人では成しえない見事な判断で、難関を次々にクリアしてみせた。
そんな彼らにはネットでも「もうマジで鉄腕DASH、学校の教材にすべきだわ」「専門学校の設立を希望」「TOKIOが講師してくれたら絶対に行く!」などと、称賛の声が上がっている。その一方で、外来種を捕まえて食べる「グリル厄介」という企画に対しては「自分が飼育している観賞魚を調理するのは見ていられない」「飼っている人のことも考えろ」との反感コメントも。
ただ、外来種をきちんと飼育することへの問題提起にもなっており、そういった意味でも価値ある番組といえるだろう。