女性ホルモンは、日々の健康を左右する非常に大切なもの。とくに、40代の女性にとっては、日に日に減っていくこの女性ホルモンを、なんとかしたいと思う人も多いのでは。実は、女性ホルモンの減少を食い止めるのは難しいものの、増やすことはできるといわれています。そこで、40代女性が女性ホルモンをたっぷり増やすための方法を学んでおきましょう。
●朝に軽い筋トレとストレッチを
内科医の土井里紗さんの著書「30代からのシンプル・ダイエット:自然に体重が減っていく」(マガジンハウス刊)によると、朝の軽い筋トレやストレッチは、50種類以上ものホルモンを作り出すDHEAを作り出してくれるのだそうです。つまり、女性ホルモンの分泌も高めてくれるんですね。
実は、DHEAは40代になって慢性的にストレスがかかってくると、分泌量が低下してしまうのだそうです。なので、ぜひ朝10分だけ早く起きて、軽めのストレッチと軽い筋トレを実践してみましょう。
●大豆イソフラボンを摂取する
「新しい栄養学と食のきほん事典:安心・安全・健康を支える」(西東社刊)によると、大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするそうです。
しかし、大豆は調理が必要なので、忙しい人はなかなか続けるのが難しいですよね。そこで、女性ボディビルダーの安井友梨さんがおすすめしていたのが、「のむ大豆」と「豆乳グルト」。いわゆるドリンクタイプとヨーグルトタイプです。いろいろ試した後に、これが摂りやすいと分かったそうですよ。
ちなみに、サプリメントを活用するときには、摂取のし過ぎにはご注意を。ホルモンバランスが崩れるリスクがあるためです。
女性ホルモンを高めるには日々のちょっとした心がけがポイントになりそうです。