ふと気づくと肌が荒れ、ニキビができていた、なんてこと、よくありませんか。そんな肌荒れやニキビを解決するための方法に、「ツボ押し」があるって知っていましたか?
反射帯刺激健康法を確立した五十嵐康彦さんの著書「自分で押せる万能ツボ:5:肌荒れ、代謝アップなど美容とダイエットに効くツボ」(インプレス刊)によると、ツボを押すと、直に自律神経に作用するのだそうです。自律神経は、汗を出して熱を下げて体温調節したり、消化や心臓の機能、血圧を保ったりするなどの役割があります。なので、ツボを刺激して自律神経を整えることで、あらゆる不調が改善するのだそうですよ。
そして、ニキビ対策として有効なのが、ホルモン分泌を調整し、免疫力を高めるツボ「人迎(じんげい)」です。これは、首の中心部に2つあるツボです。喉ぼとけから左右それぞれ、指幅2本分外側で、指をあてると脈を感じるところです。このツボに、親指と人差し指を当てて、首の中心に向かって優しく押すといいようです。自分で押すのが面倒なら、針治療を試すのもありかもしれません。
タレントのおかもとまりさんは、「鍼治療してからは、頭痛があきらかに減り、体調もみるみるよくなってきた」とブログで語っています。
タレントの川村ひかるさんも、若年性更年期障害にかかった30代に入った頃、症状が緩和した方法の一つに「鍼治療」があったそうです。
お疲れ気味という人は、ツボ押し、鍼治療、という方法も選択の余地がありそうです。