お笑い芸人のブルゾンちえみが、28日放送の番組「ベストアーティスト2017」(日本テレビ系)で、彼女の持ちネタ「35億」のテーマソング「Dirty Work」を歌う世界的アーティストのオースティン・マホーンと共演。見事なコラボを見せつけた。
「オースティンはステージ上で『Dirty Work』を生歌で歌い、ブルゾンがそれに合わせてネタを挟み込むというもの。もちろんWithBも一緒。おなじみの曲に合わせてブルゾンが『え? インスタを更新したくて歌に集中できない? ダメオースティン』『ここでみんなに質問です。オースティンは、インスタでどんな写真を投稿しているか知ってますか。脱ぐの、やたら脱ぐの』と、オースティンをネタにしたフリで笑いを誘っていました」(テレビ誌ライター)
クライマックスではブルゾンが「オースティンと初めて会った時『私何歳に見える?』と聞いたら、オースティンなんて答えたか知ってる?」「35~6(歳)」と、持ちネタ「35億」をもじったネタを披露。「(私)まだ27歳~」「そんなに老けてる!?」と続けて会場を沸かせ、ステージは大成功に終わった。しかし後日、この放送を観た視聴者から思いもよらぬクレームが噴出したという。
「オースティン歌っているのに、上からネタかぶせるの失礼じゃないの」「オースティンの扱い失礼極まりないよね」「ブルゾンなしのオースティンの生歌聞きたかった」など、オースティンの歌を“BGM扱い”したことに、一部ファンが怒りを露わにしたのだ。
「そもそも2人は4月23日に放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)の番組企画で初対面。7月には『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で共演も果たしています。ブルゾンのおかげでオースティンの日本における知名度も上がったはず。今回のコラボは、いわばオースティンの“感謝の気持ち”の表れではないでしょうか」(放送作家)
オースティンは来年も、東京、大阪、名古屋、福岡の4都市で巡るジャパンツアーを行うことが決定している。今回のコラボは、オースティンにとっても、いいプロモーションになったに違いない。
(窪田史郎)