ダンディな俳優として人気の舘ひろしと岩城滉一が、共通の友人の通夜で42年ぶりに和解したと1月25日発売の女性セブンが報じた。
それによると2人は、1970年代に一世を風靡したクールスの元メンバーだったが、俳優として活動を始めた岩城と舘の間に亀裂が走り、クールス自体もバラバラに。だが、昨年12月に元メンバーの玉川雅巳さん(享年64)の葬儀が行われた際、岩城と舘が参列。その会場で2人は抱き合いながら男泣きし、その姿を目撃したメンバーたちは、感慨深い和解の光景に感動したそうだ。
何とも美しい男の友情話なのだが、クールスのファンの中には首を傾げる人もいたようだ。ネット上でも「20年前くらい『生ダラ』で普通にバラエティ共演してたけどね」「とんねるずの番組で普通に楽しそうに共演してた」などのコメントがあり、今回の記事に対して「なぜ今?」といったコメントがあがっている。
記事では元メンバーが「(玉川さんが)“舘と岩城を何とか元に戻そうよ”ってよく言ってたんだ」と語っていることから、舘と岩城が疎遠になっていたことは間違いないだろう。ただ、こんな話もある。
「クールスの兄貴分的存在だったキャロルも矢沢永吉とジョニー大倉さんの確執が長く報じられてきました。ですが、実際にはジョニーさんのことを矢沢は応援していたし、俳優として成功した時は2人きりでお祝いもしています。ヤンチャな男が集まったグループには、内部確執の話が付き物のようです」(芸能記者)
いずれにせよ、2人の友情を強く感じられた場面を垣間見れたことは、メンバーの励みになったに違いない。