吉岡里帆「きみが心に棲みついた」に視聴者が感情移入できないワケ

 吉岡里帆の主演ドラマ「きみが心に棲みついた」(TBS系)が右肩下がり視聴率を下げ続けている。2月27日放送の第7話は6.5%とシリーズ最低を記録。平均視聴率は7.7%に留まっており、他のTBSドラマが「アンナチュラル」の10.9%、「99.9 ─刑事専門弁護士─ SEASON II」の16.7%と好調なのに比べて、一人負けの状況だ。

「演技派の若手女優として評判の吉岡里帆ですが、本ドラマで話題になるのは元カレにそそのかされて学友の前で服を脱いだり、勤務するアパレルメーカーの発表会でアンダーウェアのモデルを務める場面など、艶っぽいシーンばかり。第7話では元カレで上司の向井理から精神的なDVを受けるシーンがありましたが、怯える様子がどうにも大げさ。終盤には泣きながら街を走っていくシーンがあったのですが、観た人からは『全然感情移入できない』との声も出ていましたね」(テレビ誌ライター)

 演技派のはずなのに、視聴者を惹きつけられていない吉岡。しかし彼女の魅力がそのボディラインだけなのであれば、ドラマや映画でこれほど重宝されることはなかったはずだ。それが今回のドラマではなぜ、演技力を発揮できていないのだろうか。

「彼女が演技を始めたきっかけは高3で観た小劇場の舞台で、大学では学生演劇で主人公も務めるなど、演技のバックグラウンドは演劇にあります。そういった演劇人が映像の世界に進出した場合、“舞台っぽさ”が抜けなくて苦戦するケースは少なくありません。今回のドラマでも吉岡は怯えるシーンでは大げさに怯え、泣くシーンでは豪快に泣き、全身で表現しようとしています。これが舞台であれば一番後ろの客席まで伝わるのでしょうが、ドラマでは顔芸をやっているように見えてしまうのです。これまでは脇役だから目立ちませんでしたが、出番の多い主役になると見る側も演劇っぽさが気になってしまうのでしょう」(芸能ライター)

 もちろん演劇出身者でもドラマや映画で達者な演技を見せる俳優は少なくない。吉岡にはこれを糧に、女優としてさらなる高みを目指すことが期待されているようだ。

(白根麻子)

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